セカンドクォーター ラウンド5が9、10日の2日間にわたって開催される。
今開催はPIST6初出走組が12名参加。中でも真杉匠は3月名古屋記念に続き、直前の小松島記念で2度目のG3制覇と勢いに乗っている注目株。PIST6はこれが初参戦となるが、アマチュア時代から自転車競技に親しんでおり、この開催でどういった走りを見せてくれるのか、かかる期待は大きい。
一方でPIST6は既に2度の優勝を飾っている山田義彦はMAXギヤの5・67を駆使し、過去7回の参戦すべてにおいて優出とPIST6の申し子とも言える存在。タイムトライアルでは全体の1位、そして自己ベストとなる10秒065を計時。まずは好スタートを決めた。
迎え撃つ地元勢からは共に1回の優勝経験を持つ根田空史と鈴木浩太の両者を軸に他地区勢を撃破といきたい。
根田は今年1月のZERO ラウンド1を無傷での優勝を飾っている。今開催も「地元で2回目の優勝を狙う」とキッパリ言い、頼もしさがあふれ出る。
鈴木は5月ファーストクォーター ラウンド6で人気を集めていた脇本勇希や木村皆斗を破っての優勝。タイムトライアルでは全体の3位と自己ベストに近いタイムを出しており、こちらも地元Vを狙える選手。
スタート枠順による並び ←③・②・④・⑥・⑤・①
◎ 4番・丹波孝佑
○ 6番・及川裕奨
× 1番・安東宏高
△ 3番・阿部宏之 「順位戦からは追い込み屋の出番だから頑張りたい!」
スタート枠順による並び ←⑤・④・⑥・①・③・②
◎ 1番・相川永伍 「もっと慣れないと。あと脚力ももっと上げたい」
○ 3番・山崎輝夫 「状態自体は良い。サドルをいじりたい」
× 5番・連仏康浩 「下がって根田君の番手を取りたかったけど…。色々勉強ですね」
△ 2番・佐藤明
スタート枠順による並び ←④・⑥・②・③・①・⑤
◎ 2番・根田空史 「脚は良いけど、ちょっと体のバランスがおかしい」
○ 1番・鈴木浩太 「状態はバッチリ」
× 3番・谷口力也 「展開が向いている」
△ 5番・守谷陽介 「脚も良いけど、PIST6の走り方も分かってきている」
スタート枠順による並び ←②・⑤・①・⑥・③・④
◎ 2番・真杉匠 「まだ2走しか走ってないので慣れはまだまだ」
○ 1番・小原太樹 「逃げ切れたのは気持ち良い。良いですね」
× 3番・黒沢征治 「山田さんが強すぎる。自分なりに悪くない」
△ 6番・穴井利久 「セッティングがしっくりこない。いじる」
スタート枠順による並び ←①・④・⑥・②・⑤・③
◎ 1番・山田義彦 「走りながら試したい事は試せている」
○ 4番・佐藤啓斗
× 3番・中西大 「良い緊張感で走れているし、力は出せている」
△ 6番・志智俊夫 「何だか踏みこなせていない。なんだろうな…」
スタート枠順による並び ←④・⑤・①・⑥・③・②
◎ 2番・丹波孝佑 「疲れが残っている。最後くらいは確定板に入りたい」
○ 1番・高橋幸司 「慣れていないのもあるけど、脚力もない。まずは積極的に」
× 5番・松丸裕紀 「結果は出せてないけど、シューズを修正し乗り易さを感じた」
△ 4番・藤井將 「現行競輪にも繋がると思うし積極的に走ってみたい」
スタート枠順による並び ←②・⑤・⑥・④・①・③
◎ 1番・大谷靖茂 「まだPIST6で連勝がないので、狙っていきたい」
○ 3番・安東宏高 「昼に1着を取れて嬉しい。この勢いで」
× 2番・相川永伍 「少しずつ流れに沿う走りができるようになってきた」
△ 5番・連仏康浩 「自分の走りはできていると思う」
スタート枠順による並び ←③・②・⑥・⑤・①・④
◎ 2番・黒沢征治 「(準決勝は)同期の真杉君に力負け。悔しい」
○ 6番・小酒大勇
× 1番・小畑勝広
△ 3番・谷口力也
スタート枠順による並び ←③・①・⑥・②・⑤・④
◎ 1番・小原太樹 「準決勝は想定と違った展開だった」
○ 2番・中西大 「せっかくだからギヤを上げて試してみる」
× 6番・守谷陽介
△ 3番・真船圭一郎 「道中の場面場面での対応の判断ができてない。慣れないと」
スタート枠順による並び ←④・②・①・③・⑥・⑤
◎ 4番・真杉匠 「準決勝からギヤを5・00に上げたけど問題なかった」
○ 2番・鈴木浩太 「根田さんの強さを感じた。決勝は負けないように」
× 1番・山田義彦 「3走とも色々試したけど準決勝が一番収穫があった」
△ 3番・根田空史 「メンバーが濃いので一筋縄ではいかないけど、地元優勝を目指す」