セカンドクォーター ラウンド6が14、15日の2日間にわたって開催される。
今開催はPIST6優勝者は不在の混戦模様。PIST6初出走組が10名参加だが、記念競輪で活躍する名うてのS級クラスが初参加というのも興味深い。
その中の1人、鈴木庸之の近況は腰痛による欠場が多く正直リズムを欠いているが、「今開催は腰の方は大丈夫」とキッパリ。ただ前検日に行われたタイムトライアルではまさかの13秒373と大きな遅れを取ってしまった。ただ「十分にバンクに馴染めていなかった事が要因」と言うだけにリカバリーできる要素は十分。
更にこちらも初参戦の永沢剛は現行競輪で追い込み屋としてG1でも勝利を挙げている実績。PIST6に対する対応力が問われるが、タイムトライアルでは10秒428とまずまずのタイムを計時。競走形態となる一次予選以降は現行競輪同様の巧さを見せてくれるか。
更に現行競輪での名前で言えば椎木尾拓哉や横山尚則らも要警戒。この両者ともに鈴木同様にタイムトライアルでのタイムは物足りないが、一次予選以降は競走形態となるだけに変わり身もありそう。
一方でPIST6常連組からは今開催が5回目の参戦となる斉木翔は1着数が多く、慣れが見込めた前走のZERO ラウンド10では初の優出を決めPIST6では上昇気配の注目株。タイムトライアルも2位で通過と期待できる。
PIST6での実績は過去5回の参戦の中で3回の優出を数える内山雅貴ももちろん侮れない存在。
そして注目のタイムトライアルを1位で突破したのは、自己ベストのハロンタイムとなる10秒332を計時し今開催が6回目となる大西祐。優出も1回あるだけに、それ以上の成績。先にあるのは優勝の2文字か。
スタート枠順による並び ←③・①・⑤・②・④
◎ 3番・牛田樹希斗 「気持ちの問題ですね…」
○ 1番・原清孝 「試行錯誤して次に向けての収穫があれば」
× 2番・山崎寛巳
△ 4番・里見恒平
スタート枠順による並び ←①・②・③・⑤・④
◎ 1番・鹿内翔
○ 2番・佐伯翔 「少しずつ流れが掴めてきた」
× 3番・大矢将大
△ 4番・前島恭平 「積極的には動けている。連に絡みたい」
スタート枠順による並び ←②・①・⑤・④・③
◎ 5番・鈴木庸之 「競輪との違いを感じている。試しにギヤを上げます」
○ 4番・喜納隆志 「まだまだ慣れないですね」
× 3番・宇佐見優介
△ 1番・山口幸太郎
スタート枠順による並び ←④・①・⑤・②・③・⑥
◎ 2番・永沢剛 「冷静に走れているかな。自力も考えて」
○ 1番・内山雅貴 「初日は脚を温存できた。長い距離を踏むつもりで」
× 3番・佐藤佑一 「脚は問題ない。経験値を生かしたい」
△ 5番・金成和幸 「ギヤは重いが相手を考えてこのまま。脚の感じはいい」
スタート枠順による並び ←④・⑥・③・②・⑤・①
◎ 1番・斉木翔多 「状態は問題ない。初の3連勝を狙って頑張る」
○ 2番・東矢昇太 「怪我明けでも長い距離を踏めている」
× 3番・北野武史 「二次予選で温存できた。脚も大丈夫そう」
△ 4番・河上陽一 「ハロンも良かったし、脚力が上がっていると思う」
スタート枠順による並び ←①・④・⑥・③・⑤・②
◎ 1番・大西祐 「連勝は初。ハロンも含めて、調子は上々」
○ 4番・山本健也 「セッティングを調整する。見せ場を作りたい」
× 6番・椎木尾拓哉 「先行も考えながら走っている」
△ 3番・本郷雄三 「長い距離を逃げ残れている。サドルをもう少し調整」
スタート枠順による並び ←②・①・③・④
◎ 3番・山崎寛巳 「思い切って先行して3着を取れた。ナイトも駆けたい」
○ 4番・喜納隆志
× 2番・山口幸太郎
スタート枠順による並び ←②・⑤・④・①・③
◎ 2番・宇佐見優介
○ 3番・前島恭平 「前々は常に意識して走っている」
× 1番・里見恒平
△ 5番・飯島亮
スタート枠順による並び ←①・⑤・②・④・③・⑥
◎ 3番・牛田樹希斗 「ハンドルの持ち方を修正して良くなった。連勝を目指す」
○ 6番・鈴木庸之 「ギヤは重たいが、次に繋がるようもう一度試したい」
× 5番・大矢将大
△ 2番・佐伯翔 「自分で動かないと勝負にならないことがよく分かった」
スタート枠順による並び ←③・②・④・⑥・⑤・①
◎ 3番・椎木尾拓哉 「競輪の動きが出そうになるので気をつけたい(苦笑)」
○ 2番・山川奨太 「見せ場を作りたいですね」
× 6番・原田礼
△ 4番・大薗宏
スタート枠順による並び ←⑥・③・①・⑤・④・②
◎ 1番・東矢昇太 「上半身のバランスがどうしても…」
○ 5番・佐藤佑一 「周りが強いです」
× 2番・北野武史 「状態が悪いなりに動けている」
△ 3番・金子哲大
スタート枠順による並び ←①・②・④・③・⑤・⑥
◎ 4番・永沢剛 「冷静に走れている。脚は一杯だが精一杯頑張る」
○ 3番・内山雅貴 「感じが一息なので、いつもの5倍ギヤして勝負しに行く」
× 2番・斉木翔多 「枠順はかなり大事。優勝を目指す」
△ 1番・大西祐 「持ち味を生かして綺麗に先行できるように」