サードクォーター・ラウンド9が1、2日の2日間にわたって開催される。
今開催はS級A級混合戦。
優勝経験者は119期で2度の優勝を誇る鈴木浩太と徳田匠の2名。
地元千葉で気合の入る鈴木浩は10.3の壁を破り10.264でベストタイムを更新。タイムトライアル全体1位で好スタートを切った。
追加参戦となった徳田は中2日の疲れを感じながらも10.452で同じくベストタイム更新。サードクォーターラウンド2で元ナショナルチーム所属の河端朋之を破り、破竹の勢いだ。
太田龍希、田口勇介の新鋭2名は初参加時に決勝2位と好成績を残しており、侮れない存在。
ファーストクォーターラウンド4で決勝3位が最高の後藤悠も「今回こそは優勝を」と気合は十分。
前回のサードクォーターラウンド6で初の表彰台(3位)に上がった宇佐見優介。近況の成績は著しく、自在性ある走りで優勝争いに食らい付く。
そして、UCIトラックマスターズ選手権 50-54歳 男子スプリントを制した市本隆司が満を持しての凱旋参戦。年齢を感じさせないスピードで若手選手に真っ向勝負を挑む。
更に、3度の決勝進出を経験している志智俊夫も50歳という年齢を感じさせない走りに加え、ベテランらしい『いぶし銀』の走りで若手を撹乱する。
2回目の参加で前回の悔しさを晴らす、鈴木庸之の走りにも期待が集まる。
若手とベテラン勢が拮抗する今開催も激しい戦いが繰り広げられそうだ。
スタート枠順による並び ←⑥・②・①・⑤・④・③
◎ 1番・田口勇介 「準備不足でタイムはあまり…。レースでは力を出し切れるように」
○ 5番・藤井將 「タイムはベストだが、後もう少し。自分から動いていきたい」
× 2番・栗田万生 「ハロンは感じよく踏めた。いけるところから仕掛けたい」
△ 3番・金野俊秋 「競輪での失格は悔しいが、切り替えて良い着を狙いたい」
スタート枠順による並び ←⑤・④・②・③・①・⑥
◎ 1番・徳田匠 「中2+練習で疲れはあるが、ベストタイム。レースでは勝ち上がれる様に」
○ 2番・神開一輝 「カカりはよくないが、後伸びする感じ。まずは準決勝に進めるように」
× 4番・小谷実 「巧く立ち回りたい。決勝に上がりたいが、まずは準決勝が目標」
△ 6番・深澤伸介 「ケガ(鎖骨骨折)の状態はかなりよくなってきた」
スタート枠順による並び ←④・②・⑥・⑤・①・③
◎ 1番・太田龍希 「調子は変わらず。勝てるレースをする」
○ 3番・志智俊夫 「練習の疲れが残っているのか重たい感じがする」
× 2番・河村雅章 「ベストタイム更新。最近は踏めている感じがあるし、感じはいい。タイミングよく仕掛けたい」
△ 5番・宇佐見優介 「決勝を走って得るものが多い。経験を生かしたい」
スタート枠順による並び ←③・⑥・⑤・①・②・④
◎ 1番・市本隆司 「ここ最近では一番いいタイム。決勝を目指して一戦一戦頑張る」
○ 3番・小野大介 「同期の永澤(剛)君のアドバイスを生かして走る」
× 6番・大矢将大 「タイムは上がる事なくいつも通り(苦笑)。着に絡める様に」
△ 2番・松本一成
スタート枠順による並び ←⑤・①・②・④・③・⑥
◎ 1番・後藤悠 「前回に続いてベストタイム更新。サドル周りを換えたが、違和感はない」
○ 2番・境啓享 「前回走った経験を生かしたい。レースの流れを作れるように」
× 5番・小峰烈
△ 3番・久保光司
スタート枠順による並び ←⑤・④・③・②・⑥・①
◎ 1番・鈴木浩太 「ベストタイム更新。タレる感じもなかった。しっかりケアしてレースも頑張る」
○ 3番・鈴木庸之 「ケガの影響は大丈夫。自分でレースを動かして積極的に走りたい」
× 2番・竹村勇祐 「調子は問題ない。スタート枠順に恵まれたい」
△ 4番・田頭寛之
スタート枠順による並び ←⑥・③・④・②・⑤・①
◎ 1番・田口勇介 「落ち着いてタイミング良く仕掛けられた」
○ 5番・宇佐見優介 「感覚的には悪くない。タイムが出なかった分、勝ち上がれる様に」
× 2番・小谷実 「タイミング良く仕掛けられたけど、ミッドの誘導が残っているのかフワフワしている。しっかり休養を取る」
△ 4番・小峰烈
スタート枠順による並び ←⑤・②・⑥・①・③・④
◎ 3番・徳田匠 「疲れは残っているが、一走目出し切れなかった分自分のレースをしたい」
○ 2番・太田龍希 「包まれたのはキツかった。切り替えて勝てるレースをする」
× 1番・市本隆司 「状態は問題ないが、緩むところがなかった。過去一の緊張だった…」
△ 4番・鈴木庸之
スタート枠順による並び ←③・②・⑥・④・①・⑤
◎ 2番・志智俊夫 「(先行して長い距離を踏んだ割りには)脚にはきていないけど、重たい感じがする」
○ 1番・神開一輝 「一次予選はもう少し粘れたけど、接触して危なかったのでやめてしまった。競輪の駆け方をしてしまっているので修正したい」
× 3番・前川大輔 「感覚は悪くない。勝ち上がりの権利は厳しいけど、動ける強みを生かして頑張る」
△ 6番・大矢将大
スタート枠順による並び ←⑤・③・⑥・④・②・①
◎ 3番・小野大介 「久々の自力はキツい(苦笑)。先行も考えながら走っている」
○ 1番・栗田万生 「残れなかったが、自分らしい走りが出来た。ここも自分らしい走りをしたい」
× 2番・境啓享
△ 4番・田頭寛之 「一次予選はタイミングがたまたまよかっただけ。ポイントの高いナイトのレースが重要」
スタート枠順による並び ←④・⑥・③・②・⑤・①
◎ 1番・後藤悠 「自分のタイミングではなかったけど、緩んだところで仕掛けられた。力を出せるように」
○ 3番・竹村勇祐 「ギヤを一枚下げた分、距離が長く感じたし最後はキツかった。しっかりケアをする」
× 6番・水谷良和 「なかなか難しいレースだった。バンクの恐怖感はなくなってきた。自力を出すことも考えて走る」
△ 5番・金野俊秋
スタート枠順による並び ←③・④・②・①・⑤・⑥
◎ 1番・鈴木浩太 「疲れが残っているのか、スピード感はよかったけどキツかった。徐々に抜けてくれれば」
○ 2番・河村雅章 「後ろに下がるまでは良かったけど、志智さんが強すぎた…。」
× 5番・深澤伸介 「今回からギヤを5倍にしたけど、悪くはない。ケガ直後より感じは大分いい」
△ 4番・藤井將 「感じは悪くない。自分で動くことも考えながら走る」