フォースクォーター・ラウンド4
今節は表彰台経験が豊富な選手が多数集結。
シリーズリーダーを務めるのは2度の優勝実績がある藤井昭吾だ。
前走の広島記念では落車のアクシデント。しかし、本人は「擦過傷程度で済んだし、ハロンも悪くないので大丈夫」とアピール。
更には来期、年明け1月からは初のS級1班へと昇班する。
そこへ向けても良い流れを作って、今年を締め括りたいだけにコメントや表情からも意気込みを感じられた。
持ち味の『長い距離も踏める機動力』を生かし、順当に勝ち上がるとみる。
待ったをかけるのは初出場の佐藤幸治。
いきなり10秒270の好タイムを叩き出し、タイムトライアル全体1位通過と一気に優勝候補に名乗りを挙げた。
「バンクは走りやすい」と手応えを感じている様子。
競輪でも攻め幅は広く、シャープな捲りが魅力な選手なだけに一撃に期待したい。
また、元・ナショナルチーム所属の早坂秀悟とスピードスター・後藤悠の二人の追加参戦で優勝争いは一気に熾烈に。
競輪でも成長著しい齋木翔多も存在感は抜群だ。
ハロンベスト更新で勢い付く恩田淳平や曲者・小佐野文秀、宇佐見優介らレース巧者も揃っており、波乱ムードが漂う。
PIST6で活躍が目立つ119期からはパワフルな上遠野拓馬、先行力ある佐藤啓斗が格上選手に挑む。
スタート枠順による並び ←⑥・⑤・③・④・②・①
◎ 1番・恩田淳平 「落車の怪我前までの状態に戻りつつある。来期は初のS1、いい流れを作りたい」
○ 2番・上遠野拓馬 「怪我から復帰して徐々に負荷をかけた練習を再開できている」
× 4番・佐伯翔 「競輪での感じもいい。上のクラスで戦う選手の考えや意識に刺激を受けた」
△ 3番・小野大介 「前回、初めてにしては走れた。今回も前々を意識して臨みたい」
スタート枠順による並び ←②・⑤・④・⑥・③・①
◎ 1番・藤井昭吾 「広島記念での落車は擦過傷で済んだ。最近の中ではタイムも感触もいい方」
○ 3番・本郷雄三
× 4番・小佐野文秀
△ 2番・緒方慎太朗
スタート枠順による並び ←④・①・③・⑥・⑤・②
◎ 1番・早坂秀悟 「レインボーカップの分まで頑張りたい」
○ 2番・長尾拳太 「8月以来になるがタイムも悪くないし、違和感なく走れる」
× 3番・前川大輔
△ 4番・小林潤二 「3回目で慣れや上積みはあると思います」
スタート枠順による並び ←②・③・⑤・④・⑥・①
◎ 1番・後藤悠 「前日に追加で冬季移動で静岡にいた。ハロンベストも出ているし悪くない」
○ 2番・長谷部翔
× 3番・小嶋敬二 「ベストに近いタイムだし悪くないね」
△ 4番・坂本竜馬 「腹痛を引きずっている(苦笑)。いつも通り周りの動きを見ながら考えて走る」
スタート枠順による並び ←③・⑥・②・④・⑤・①
◎ 1番・齋木翔多 「前走の静岡で出し切って、ケア重視の調整。思いのほか走れた」
○ 5番・佐野梅一 「PIST6で決勝を走った楽しさをもう一度味わいたい。競輪も流れはいい」
× 3番・山本健也 「ベストに近いタイムだし、上向いていると信じたい」
△ 2番・白浜一平 「前回2日目は連勝できた。ハンドルの角度を変えて感じが良くなった」
スタート枠順による並び ←②・④・⑤・⑥・①・③
◎ 1番・佐藤幸治 「指定練習から軽い感じがあって走りやすい。内に包まれないように走る」
○ 2番・佐藤啓斗
× 3番・ラモスレオ
△ 5番・名川豊
スタート枠順による並び ←⑤・⑥・④・①・③・②
◎ 1番・藤井昭吾 「3周逃げて2着なので悪くない。6コースはどんな展開でもキツイ(苦笑)」
○ 3番・小野大介 「自分で先行する準備もしている。デイで脚を温存できた」
× 2番・小嶋敬二 「難しい展開で不完全燃焼。練習できていない割には感じはいいのかな」
△ 4番・小林潤二
スタート枠順による並び ←②・⑤・③・④・①・⑥
◎ 1番・早坂秀悟 「長い距離をいってタレたのは自分の力不足」
○ 2番・本郷雄三 「練習不足か踏み出しはあまり…。先行含めて自分で動くことを意識する」
× 3番・坂本竜馬 「相手の嫌がることを考えて走っているだけ」
△ 6番・山本紳貴 「齋木君のアドバイスでギヤを少し上げてみる」
スタート枠順による並び ←③・①・④・⑤・⑥・②
◎ 1番・長尾拳太 「後方から巻き返す脚力はないし、前々勝負を意識」
○ 2番・長谷部翔 「慣れもあって勝ちパターンが分かってきた」
× 3番・白浜一平
△ 4番・ラモスレオ
スタート枠順による並び ←①・③・④・⑤・⑥・②
◎ 2番・後藤悠 「疲れはあるけど、思いのほか走れている」
○ 1番・齋木翔多 「あれで逃げ切れないのは自分の駆け方のミス。気持ちを切り替えて走る」
× 4番・小酒大勇 「佐藤幸さんよりも先に動くべきだった。修正したい」
△ 3番・上遠野拓馬 「積極的に仕掛けて主導権は握れたので、悪くはないと思う」
スタート枠順による並び ←④・②・①・⑥・③・⑤
◎ 2番・山本健也 「まさか齋木君を交わせるとは。位置取り重視!」
○ 1番・佐藤啓斗 「誰も来なかったからペースを上げていったが、佐藤幸さんが強かった」
× 3番・佐伯翔 「競輪共々、調子は上がっているかな」
△ 4番・小佐野文秀
スタート枠順による並び ←①・④・⑤・⑥・②・③
◎ 1番・佐藤幸治 「予定通りに残り1周じゃ巻き返しは厳しいので1周半から。手応えを掴めた」
○ 2番・恩田淳平 「先行も考えていた。怪我前の状態に戻ってきている」
× 3番・緒方慎太朗
△ 4番・前川大輔