EXTRA STAGE・ラウンド5
今回の優勝経験者は過去2度の優勝を誇る藤井昭吾ただひとり。
長い距離を踏める地脚が武器だが、加えてテクニックを駆使したレース運びは安定感がある。
前走・小田原での落車については
「擦過傷がヒドくてどうかなと思ったけど、タイムトライアルは思いのほか走れた」と安堵の様子。
昨年5月以来、3度目の優勝へ期待が高まる。
表彰台の常連、朝倉智仁や齋木翔多は「そろそろ優勝したい」と口を揃える。
若手S級選手としてグレードレースで奮闘中、持ち前の機動力を発揮して悲願の初Vなるか注目だ。
前回は果敢な積極策で好走を見せた緑川修平。
こちらもタイムトライアル全体3位通過と優勝争いに名乗りをあげる。
ほか、2連続決勝進出中の佐伯翔や巧者・小谷実も侮れない存在。
北野武史(50歳)、小嶋敬二(53歳)の石川コンビもベテランの意地を見せるか。
タイムトライアルで抜けた存在は不在で、今シリーズは混戦ムードなだけに
スタートコース枠や並びはいつも以上に『鍵』となりそうだ。
スタート枠順による並び ←⑥・③・①・②・④・⑤
◎ 1番・小嶋敬二 「初日は見過ぎてしまい消極的に。その分まで頑張りたい」
○ 2番・河上陽一
× 6 番・坂本毅 「朝倉君の後ろへワープも外に浮く形になってしまい残念」
△ 3番・小酒大勇
スタート枠順による並び ←①・④・③・②・⑤・⑥
◎ 2番・境啓亨 「自力を出すところでしっかり出したい」
○ 5番・山城光央
× 1 番・等々力久就
△ 3番・渡辺直弥
スタート枠順による並び ←④・⑤・①・②・③・⑥
◎ 2番・藤井昭吾 「2走とも長い距離を踏んだけど筋持久力が落ちている。3番手以内でレースを運びたい」
○ 1番・緑川修平 「予選で連勝は初。技術面どうこうではなく、精神面が大きい。強い気持ちで走りたい」
× 5 番・小谷実 「齋木君がもう少し早く来るかと思ったけど逃がされた(苦笑)。前々を意識、自力自在に走ります」
△ 3番・内田玄希
スタート枠順による並び ←④・⑥・③・⑤・②・①
◎ 2番・朝倉智仁 「久々のせいなのかPIST6での踏み方が分からず、感触はイマイチ。臨機応変に走ります」
○ 1番・小畑勝広 「調子が一息で仕掛けは遅くなったし、2予は戦法にこだわらず組み立てを重視。準決の壁を突破したい」
× 5番・佐伯翔 「動いて活路を開けているし、悪くない。確定板を目指して頑張る」
△ 3番・上野恭哉 「タテ脚をつけないと。2走して動きは悪くないので調子自体はいいと思う」
スタート枠順による並び ←⑥・⑤・①・③・④・②
◎ 1番・齋木翔多 「準決もいけるところから仕掛けたい。WBC日本代表みたいに4連勝(完全V)できれば」
○ 3番・北野武史 「相手とコース次第だけど、PIST6は自力兼備で走っている」
× 5番・松尾勇吾 「齋木君の踏み出しが強烈で付いていくのに必死。少しでも上の順位を目指して頑張る」
△ 4番・水森勇汰 「動きは悪くないですね。準決は強い選手が勝つ。どこまで抵抗できるか考えて上手く走りたい」
スタート枠順による並び ←④・②・①・③
◎ 1番・境啓亨
○ 3番・大薗宏 「このままだと気落ちも下がっていく。見せ場を作れるように頑張りたい」
× 2番・保科圭太
スタート枠順による並び ←④・⑤・③・①・②
◎ 5番・坂本毅 「先行ってしんどい(苦笑)」
○ 1番・本多哲也 「動くるつもりだったけど、全く前に進まなかった」
× 4番・加美山隆行
△ 2番・小酒大勇
スタート枠順による並び ←③・①・②・④・⑥・⑤
◎ 2番・河上陽一
○ 6番・小泉俊也 「もう少しコーナーリングを上手く走れたら。連勝を目指して頑張ります」
× 4番・三谷政史 「落ちていて走れている。あとは自分で前に出る勇気とタイミングですね」
△ 3番・渡辺直弥 「最後は一杯だった上に、締め込まれつつ何とか2着確保。ナイトも上位を目指して」
スタート枠順による並び ←④・②・①・⑥・⑤・③
◎ 1番・齋木翔多 「自分が弱いだけ。出直します」
○ 2番・三好恵一郎 「4車併走に怯んで下げてしてしまった」
× 3番・渡辺正人 「やることはやっての負けなので納得。若い2人が強かった。ナイトこそ1着を取りたい」
△ 4番・小池千啓 「久々の1着は嬉しい。力を出しれるように」
スタート枠順による並び ←①・⑤・⑥・③・②・④
◎ 1番・上野恭哉
○ 3番・水森湧太 「3走して自分でも動いて前々にレースを運べているし、動きは悪くない」
× 2番・内田玄希
△ 4番・佐伯翔 「常に確定板入りを目指して。ナイトもキツイメンバーだけど、チャンスはあると思う」
スタート枠順による並び ←③・⑥・④・①・⑤・②
◎ 3番・朝倉智仁 「準決は先行していないので何とも。優勝を狙って勝てる走りをする」
○ 6番・松尾勇吾 「3走はコース順に恵まれた。自力も含めた走りで表彰台を狙って頑張りたい」
× 2番・藤井昭吾 「消極的だったし、捲りよりも自分から動かないとダメだと分かった。脚は温存できましたね」
△ 1番・小畑勝広 「やっと勝ち上がれた。チャンスはあると思うので表彰台を目指して頑張ります」