今節のシリーズリーダー的存在は競輪でもますます存在感を見せ付けている『中部の大砲』藤井侑吾。
前回は2回目にして完全優勝で初優勝。しかも圧巻の逃げ切りでレース内容も文句なし。
2開催連続優勝を狙える存在で中心となってきそう。
そこに食らい付くのは119期で3度の優勝を経験している徳田匠。直前の2開催は準決勝敗退ではあるが、地脚を活かした粘り強い走りで食らい付く。
格で言えば唯一のS級1班の稲垣裕之だ。現行競輪では人の後ろを回る機会の方が多いが、自在性ある器用な走りで安定した成績を残している。前回は決勝3着で初の表彰台入りと勢いもいい。巧い立ち回りに今回も期待したい。
優勝候補で言えば田口勇介は欠かせない。過去参加した6開催で決勝入りは1回(本当は2回だが、その時は準決勝1着もゴール後落車で決勝は欠場となった)
23歳と若くまだまだ力を付けている段階ではあるが、競輪でもPIST6でも若さ溢れるパワフルな走りは魅力的。
展開次第というところもあるが、優勝を狙える力を秘めている存在だ。
更に、グランプリレーサーの太田真一を師匠に持つ安彦統賀も過去7回走って4度の決勝入り。表彰台3着が最高だが、自力も駆使しながら巧く立ち回っており、安定感のある選手。持ち前の器用さも発揮しながら上位争いに絡んで来ることだろう。
若手の機動型もだが、ベテランの追い込み勢など比較的偏りのないメンバーが揃った印象の今開催。
力で勝つか、経験値を見せ付けるか。見所十分の開催となりそうだ。
スタート枠順による並び ←②・④・⑤・③・①・⑥
◎ 4番・布居大地 「前回は競輪で久々の決勝。自信になりました」
○ 1番・今藤康裕 「状態は変わらずキープ出来ている」
× 3番・藤岡隆治 「外から脚を使って位置を取るより自分は内から狙いに行った方が合っている」
△ 2番・工藤文彦 「前回のPIST6は決勝に上がれたけど、展開が向いただけですよ。流れで頑張る」
スタート枠順による並び ←⑤・④・②・①・⑥・③
◎ 1番・徳田匠 「調子は上向いている。いつも通り自分のレースをするだけです」
○ 2番・安彦統賀 「前回の地元優勝は前のお陰。ギヤを踏む練習はしてきました」
× 3番・水谷良和 「風邪の後に膝痛で競輪は欠場したけど、ハロンを走って問題はなかったよ」
△ 6番・飯田威文 「肉離れと腰痛でしばらく休んでいたけど、もう治って大丈夫。ここからです」
スタート枠順による並び ←②・③・⑥・⑤・④・①
◎ 2番・阿部架惟都 「久々に250バンクを走ったら怖かった(苦笑)。前に出て先行した方がよさそうですね」
○ 3番・原清孝 「前回の4走目にギヤを下げて良かったので、それでいこうかな」
× 1番・栗田万生 「ここでは普段しない立ち回りを意識している。勝ち上がれるように頑張りたい」
△ 4番・水森湧太 「正直感じはあんまり。でも、1月が斡旋停止なのでその分も稼ぎたい気持ちも…」
スタート枠順による並び ←⑥・③・①・②・⑤・④
◎ 1番・市本隆司 「前回の予選連勝は久々だったし嬉しかった」
○ 3番・稲垣裕之 「タイムは寒さもあってか重かった。いつも通り位置を取りながらですかね」
× 2番・小玉拓真 「欲しかった部品が手に入ったので、今回は調整しながら走る感じになりそう」
△ 4番・成海大聖 「自分は地脚。脚を使って持ち味を出していきたい」
スタート枠順による並び ←④・⑤・②・①・⑥・③
◎ 1番・田口勇介 「前走は風邪で欠場したけど、その中でも練習は出来たし問題ない」
○ 3番・大森光明
× 4番・内村泰三 「8月にここで落車をして以来の参加。バンクの怖さはないし、コース順次第ですかね」
△ 2番・境啓享 「コースによっての動き方が分かってきた。流れに応じて走る」
スタート枠順による並び ←④・⑥・②・①・③・⑤
◎ 1番・藤井侑吾 「3回目。徐々に慣れていっていると思う。前回完全Vで警戒されると思うけど、勝てるように。失敗しないように気を付けたい」
○ 3番・前反祐一郎 「おじさんだからいかに省エネできるかが重要」
× 4番・中村浩士 「年末年始はバタバタ。練習は出来ているし、まずは勝ち上がれるように」
△ 5番・深澤伸介 「寒いのか重い感じ。皆タイムが出ていない? 良かった。安心した(笑)」
スタート枠順による並び ←③・①・②・⑤・⑥・④
◎ 3番・布居大地 「前回みたく失格しないように気を付けた。1着スタートは嬉しい」
○ 1番・大森光明
× 2番・水谷良和 「展開は違ったけど、恵まれた。自分で仕掛けることも考える」
△ 5番・四宮哲郎
スタート枠順による並び ←⑤・②・①・④・⑥・③
◎ 1番・安彦統賀 「うまく主導権を取れたし、押し切れたのは嬉しい。まずは決勝を目指して頑張る」
○ 4番・原清孝 「コースに恵まれた。ギヤを軽くした分、細かい動きはしやすい」
× 2番・小玉拓真 「外併走でキツかったが、何とか3着には食らい付けた」
△ 3番・境啓享
スタート枠順による並び ←⑥・④・②・①・③・⑤
◎ 2番・稲垣裕之 「終始内で併走は重くてキツかった。何とか凌げました」
○ 1番・阿部架惟都 「バンクの間隔を掴み切れていない。まずは前に出て先行ができれば」
× 3番・内村泰三 「久々のPIST6で視野が狭くなっている。走り慣れてくれば良くなってきそう」
△ 5番・佐藤朋也 「脚が落ちているね。もう少し先行しても粘れれば・・・」
スタート枠順による並び ←④・⑤・③・②・⑥・①
◎ 1番・市本隆司 「久々に緊張して、脚が溜まらない感じだった」
○ 3番・白岩大助 「一走目は脚を使って位置を取りにいけたのでよかった」
× 2番・工藤文彦 「泳がされたし、キツい展開だった」
△ 5番・水森湧太 「直前の練習で追い込み過ぎて脚がバキバキ…。今回は自信がないかな…」
スタート枠順による並び ←⑤・⑥・②・④・①・③
◎ 1番・田口勇介 「激戦だけど、力を出し切るレースをしたい」
○ 3番・徳田匠 「安彦君に転がされましたね(苦笑)。何とか勝ち上がれるように頑張る」
× 4番・今藤康裕 「自分から動く勇気はなかった。前に付いて行って3着に入れたんですよ(苦笑)」
△ 5番・前反祐一郎 「動く人が多いし、スキがあれば自分で仕掛けることも考える」
スタート枠順による並び ←①・②・④・③・⑤・⑥
◎ 1番・藤井侑吾 「サドル周りが安定すればいいかな。勝てるように走る」
○ 2番・藤岡隆治 「良い位置を取れたのが全て。良い位置を狙って頑張る」
× 4番・阿部宏之
△ 3番・山口幸太郎