今シリーズの目玉選手は何と言っても中川誠一郎だろう。現行競輪の取手ウィナーズカップで落車して、その後は走っていないだけに状態が気になるところだが、当所は2度の優勝を決めるなどピストとの相性は抜群だ。タイムトライアルでは常に10秒少々を叩きだし、その速力はトップクラス。スピードスターの走りに期待したい。他ではやはり伊藤信は外せない存在だ。4月に行われた第2戦では決勝進出も表彰台には届かずの4着となったが、その走りはスピード感十分でさすがの印象だった。あとは若手から一人ピックアップしたい。前回の決勝は逃げたが後一歩のところで堀江省吾に捲られて優勝を逃した黒瀬浩太郎。走る度にタイムトライアルの自己ベストを更新していて確実にピストの走りに順応しつつある。まだ優勝がないが、それも時間の問題のように思える。今回のようなメンバーでVとなれば、今後大きな自信となってさらに成長していくことは間違いないだろう。
スタート枠順による並び ←②・①・③・④・⑥・⑤
◎ 1番・中川誠一郎「今回は若手との力勝負が楽しみ」
○ 3番・渋谷海「強気に行けば何とかなるかな」
× 2番・徳田匠「タイムトライアルはまあ、あんなもんでしょう」
△ 4番・末広快理「体は大丈夫。カーボンは久々になる」
スタート枠順による並び ←①・②・⑥・③・⑤・④
◎ 1番・伊藤信「今回は前みたいに疲れはそれほどない」
○ 2番・小嶋敬二「10秒2くらい出ないと若い子との対戦はキツイかも」
× 5番・佐藤朋也
△ 3番・北野武士
スタート枠順による並び ←④・①・②・⑥・③・⑤
◎ 1番・真鍋智寛「レースの間隔が詰まっていた。練習はそこそこも調整はできた」
○ 2番・木村直隆「レース中の判断をしっかりとやりたい」
× 3番・助川翔太郎「レースで何もできないということがないようにする」
△ 4番・本多哲也
スタート枠順による並び ←①・④・⑥・②・⑤・③
◎ 1番・荒川仁「ポジションを換えて前回よりは良くなった」
○ 4番・安谷屋将志「バランスを崩したが整体に行って治療した」
× 2番・加藤将武「練習はできているけど、ハードなのは出来ていない」
△ 3番・金子哲大
スタート枠順による並び ←⑤・⑥・①・③・④・②
◎ 1番・岸田剛「ギヤを重くしたけど、踏み切れている感じ」
○ 3番・菊池圭「悪くないと思う。しっかり頑張る」
× 5番・根本哲吏「アップの時間が少なくてタイムトライアルは…」
△ 2番・内田玄希
スタート枠順による並び ←①・③・②・⑤・④・⑤
◎ 1番・黒瀬浩太郎「予選は長い距離を踏めそう」
○ 3番・松山桂輔「練習の感じは良いが、まだまだ。ただピストは少しごまかせる」
× 2番・常次勇人「トレーニングを換えた。自転車に乗るのを多くしている」
△ 4番・小野大介